1919年1月19日。
スイスのサンモリッツにある、
スヴレッタハウスのホールで、
ヴァーツラフ・ニジンスキーは、「神との婚礼」と呼んだ
最後のステージを踊った。
バレエファンでは知らない人はいない、ニジンスキー。
バレエファンでなくても、その名前を知る人は少なくないのではないかしら。
「薔薇の精」での伝説的な跳躍。
革新的ともいえるバレエ作品をいくつか作り、観客を驚かせた。
そのいくつかは、今でも踊り継がれている。
精神を病み、踊ることを忘れたダンサー。
写真は残っているが、映像が、無い。
そのことが余計に彼を「伝説」にする。
タイムマシーンがあったら、観たいダンサーナンバーワンだな。。
去年の2月、ハンブルクバレエ団の、ジョン・ノイマイヤー振付『ニジンスキー』を
観に行った。かなり衝撃的な作品で、わたしはしばしニジンスーという人そのものに
取り憑かれてしまったかのように、関連書籍などを読み漁っていた。
(ニジンスキーに関しては、過去にバレエファンになってから、買い求めた本もあるのだが・・・手放してしまったものも少なくない、、もったいない。。)
スヴレッタハウスには行けないけれど。(行きたいけれど!)
1月19日。
ちょうど土曜日。
バレエファンで集まりたかった。
バレエの話をしたかった。
仲良くしてくださっている方にお声がけをし、ランチ会となった。
楽しく、美味しい会だった。
ありがとうございました。
それにしても、ニジンスキー。
彼は今も天国で踊り続けているのだろうか。